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涙ぽろり。:東北地方太平洋沖地震 [日記・エッセイ]

昨日あった事を書こうと思っていましたが、それは次の記事にする事にして。。。


今日は、震災復興のためのサッカーのチャリティーマッチがありましたね。


試合前の日本代表の挨拶で「いつも、自分達は皆さんに応援していただいて頑張ってこられました。だから今度は自分達が応援したい」というような事を話されているのを聞いて、じーんとしてしまいました。

精一杯頑張っているいつもの彼らの姿に勇気を貰えるのと同じに、その熱意をもって応援されているというのもこれから頑張って行く勇気に繋がりますよね。


試合が始まって、日本代表が先取点を挙げた時に、集まった選手が腕に巻いていた喪章を外してガーっと天に掲げる・・・
きっと哀悼の意は届いたと思いながら、うるるる・・・

その後、サッカー音痴の私には技術的な事は分かりませんでしたが、真剣勝負のスポーツマンとして出来る熱意に画面に見入りながら・・・カズ選手の出番を“まだか?”という気持ちで待っていました。

体の管理も相当な努力をされている現役最年長であり、若さにかなわないスピード面を技術や計算、それと信念で頑張っている“サッカー人”として、リスク?困難に?立ち向かう気迫を一番理屈抜きで現わしてくれると思って。。。

後半。やっとメンバーチェンジでピッチ入りしたカズ選手。

まさに、祈る様な気持でした。

そして・・・ゴール!
「わぁ~~!」っと一人ガッツポーズと拍手。

“キング”だねぇ~。

色んな意味で良かった、見て良かったよ!!!


試合後。。。
カズ選手の(言葉は正確ではありませんが)「人間は困難にぶつかりながらも克服してきた」「明るい気持ちにはなれないかもしれないけど、明るい事がなければ頑張れない」って言葉に頷いた。

そして、テレビの前ではなく、天国で試合を見ていらっしゃる方々の多さを改めてリアルに感じて、涙がぽろり。。。



カズ選手の言葉の通りに、人間の歴史は困難を・悲劇を乗り越え、克服する事の繰り返しだったのではないか?と思います。


遡ってみた近代の日本の歴史で、私に少しの知識を与えてくれた戦争の事。

日露戦争では寒さで歯が立たなくなったご飯をなんとか齧りながら、防寒着も与えられず雪の中を延々行脚したり・・・
太平洋戦争では、狂気としか思えない様な作戦が幾つもあったうえ原爆の被害を受け、それこそ東日本・西日本なんてない国全体の先の読めない復興に陥って・・・

祖父母から親世代が担った現代よりも物もない、便利な家電品やレトルト食品も携帯もない・・・私達世代には想像もつかない我慢と努力の時代だったでしょう。

でも、日本はここまで来た。

高度成長もメイド・イン・ジャパンの価値等も、”無から有を生む”ハングリー精神や古から組み込まれている“日本人”が築きあげたのですよね。

そのDNAは絶対に受け継がれていると私は信じます。

環境に埋もれて眠っていたDNAがあったとしても、きっと目を覚まして、震災地・被災者の枠を超えた“復興=日本の立て直し”に進めると信じています。


一つずつ。
一歩ずつ。

涙の数も減らして行こうね。


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コメント 2

やっぴー

それぞれが自分にできることを考え実行する。
それが大切だと思います。
by やっぴー (2011-03-30 20:35) 

ram

まだ、余震が続きますね。
大丈夫ですか?

by ram (2011-04-12 22:19) 

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